プロ野球開幕はいつ？

セ・リーグの開幕で揉めているようだ。政府まで口を挟む今日この頃。

バース・掛布・岡田の1985年 阪神タイガースの優勝を見届けてから、野球からは遠ざかっているワタシなので、もはや選手の顔を見ても名前どころか、球団まで分からない。　米国大リーグの選手をみているのと同じなのであるが、、、それでも、「開幕」は是非前向きに迎えて欲しいと思う。

節電理由で東京ドームの全面否定は、痛すぎる。　２軍の試合、社会人、高校野球等々の試合の都合やら、そもそものペナントレースのスケジュールを勘案すると・・・そうそう容易に、解がでるわけもなし。

かといってズルズルしている間もなし、、、傍からツベコベ言われるよりも、その実 真剣に実行可能な解決策を考えるほど、口が重くなるのだろう。球団経営をする側にとっては。


「こんな折に野球なんて！」と言う声もあろうが、こんなときだろうとあんなときだろうと野球（を含めた各種イベント）は、開幕するべきだろうと思う。　多くの日本人に春を告げるためにも。

思うに、病院の待合室は重々しいものだが、TVで国会中継を流している病院はないだろう。　恐らくほぼ全ての待合室のTVは、午後のワイドショーを映しているはずだ。

比喩として的外れ？かもしれぬが、震災で落ち込んでいる日本であってもプロ野球は必要だということ。

むしろ、開幕までのハードルは、当の選手達の心がまだ震災に沈んでいるところにある。選手までもが「こんな折に野球なんて！」と自問していることだろう。・・・それも分かる。

しかし、海の向こうのイチローや松井がグランドで集中しているように、日本にいる日本プロ野球界の選手たちも野球へと情熱を注ぎ込まねばならない。

という選手心理に火をつける流れを、球団経営陣は第一に考えるべきで、そこのところを忘れてはいないだろか。