本日も雪！

今年は、ホントよく降りますね！雪。

積もられると、難儀なことになりますが、広島に住んで「冬に雪が降る」ということは、お気に入りです。
通勤時に見える山並みが紅葉に負けず劣らず美しいですから！



天気が回復すると、そろそろスギ花粉の季節なので憂鬱です。雪がスギの小枝を振るい落として、花粉共々洗い流してくれればなぁ~と、ちょっと期待。



さて、話は替わって第三四半期の決算公表が続いた昨今ですが、新興国の経済伸張により自動車メーカー各社も比較的良い決算発表が続きました。

しかしですよ！　１０年前あたりから流行の連結ベースの損益発表です。
単体＠ジャパンの損益をちょっくら確認して回る必要があるでしょう。

日本のメーカー（部品メーカも）は、基本現地生産化が進んでます。＠北米＠中国＠インドなどなど伸びてる市場での地産地消・・・生鮮食料品のような様相ですから、縮小が続く日本市場＋輸出が先細りのメイド・イン・ジャパンは、置いてきぼりというのが現実。

連結損益のカイゼンの陰で、単体の損益は、引き続き赤字という実態を直視する必要があろうかと。

雇用に、税収に・・・日本経済を厳しい状況から這い出させるには、そもそも円高含めグローバル企業を追い出しかねない今の構造は、かなりマズイ。チャイナ・リスクと騒ぎたてるのが潮流ですが、足元を見る限り、政治の停滞含め、企業活動にとってはジャパン・リスクですね。中国・インドの方がリスクが少ないとも言えなくはない。

ノーベル賞受賞者の国籍に随分執着する私たちですが、日本国籍のグローバル企業の連結損益と日本の景気は、基本別物と理解するべきなんでしょう。　うん。ノーベル賞受賞者の多くが、U.S.Aの大学に居るのとおなじじゃないか。。。